活動内容

企画総務委員会

2023年度 活動目標

『 「教室」と「倶楽部」の機能を最大限に活用し更なる充実を目指して』

委員長 森山 澄江

 

◇基本認識

 

 2022年度に引き続き、委員会構成が変わり変化の過程にある。企画総務委員会は同友会の活動が円滑・活発に行われるよう力を尽くし、経済同友会の設立趣旨である会員が相互に啓発し合い切磋琢磨する「教室」としての機能と気楽に親交を温める「倶楽部」の機能をウィズコロナという新たな時代の考え方のもと、更に充実させる。又、縦横と全体の繋がりを深め「行動する集団」として経済活性化の波を起こすという活動方針に寄与できるよう、以下の活動を行う。

 

◇活動内容

 

  • 1. 魅力ある例会の企画運営
  • 2. 会員拡大(青壮年部会、他委員会と協力して、特に若手・女性の拡大)
  • 3. 各種会議の運営(代表幹事会・常任幹事会等・他団体との会議・新入会員オリエンテーション)
  • 4. 各委員会との情報共有、連携促進(委員長会)
  • 5. 大分経済同友会との交流会(大分開催)

 

<青壮年部会> 

(基本認識)

 青壮年部会だからこそできる「教室」と「倶楽部」の機能を生かした企画運営で、より多くの会員が参画する活動を実施する。

(活動内容)

  •  1. 卓話・講演・見学会等の企画運営
  •  2. 同世代の他組織・団体との交流(南九州連絡協議会含)
  •  3. 卒業・歓迎会他、会員懇親会の実施

熊本フォーラム委員会

2023年度 活動目標

『 選ばれる熊本を共創する議論と交流を目指して 』

委員長 小杉 堅太

 

◇基本認識

 

 ウイズコロナが新常識となり、地元でも産業・社会インフラ・観光・生活面のさらなる発展につなげ、選ばれる熊本であるためには、人と共に企業が成長し、地域社会の持続可能性を高めることが求められており行動する集団に変化していく必要がある。

 これらを議論、実行する為に熊本フォーラムを実施したい。又、開催地域の文化と特性を活かし、同友会会員のみならず開催地域の方々との連携も図りながら議論と会員交流を実現する。

 

◇活動内容

 

  • 1. 充実したフォーラムの企画
    • ① 全体プログラム計画策定(全体会議、分科会、懇親会、エクスカーション等)
    • ② 日程の決定
    • ③ 場所の決定(会議場、懇親会場、宿泊先、エクスカーション等)
    • ④ 開催地域の方々との交流企画
    • ⑤ 新しいスタイル(地域の文化と特性を活かす)の検討
  • 2. 充実したフォーラムの運営
    • ① 各委員会との連携 ~ フォーラム委員会以外の委員会もフォーラム担当者を決め、情報共有を行いスムーズな運営をおこなう。
    • ② 外部業者との連携 ~ 宿泊施設や会場設営など必要な部分を外部企業へ委託する。
  • 3. その他
    • ① 記録作成(報告書、映像、写真等)
    • ② 次年度以降開催地調査

サスティナビリティ委員会

2023年度 活動目標

『持続可能な地域社会の実現と、企業の持続的成長に向けて』

委員長 古荘 貴敏

 

◇基本認識

 

 人間も自然の一部であり、大いなる地球に「住まわせてもらっている」という意識を持つことが、サスティナビリティを考える上での第一歩。あらゆる経済活動は、地球が正常に運営されていることが前提で成り立っているので、SDGsやカーボンニュートラルといった活動は「取り組むべき活動」ではなく「当たり前のように取り組まなければならない活動」である。ただ、多くの企業が、長年、資本主義経済の競争環境の中で「貨幣経済」を最優先に活動してきた習慣があるので、同委員会の活動を通じて、今こそ「本業を通じて社会に貢献する」「利益とは社会に貢献したことの証であ」「あげた利益でさらなる社会貢献に投資する」という日本型経営に立ち戻ることを提言したい。

 そして日本企業が「持続可能な社会づくりのトップランナーとなり、優良事例を世界に発信していく」というゴールを目指し、会員企業同士で学び合い行動に移していく。

 

◇活動内容

 

  • 1. 熊本経済同友会としてのSDGsの活動指針を作成する。
  • 2. 「本業を通じて社会に貢献する」を実践している企業(県内外)の視察を行う。
  • 3. 中小企業がSDGsを推進していくための最適な組織体制についての研究を行う。
  • 4. SDGsを柱に据えたイノベーション、マネタイズ構築方法についての研究を行う。
  • 5. セミナーの開催や事例発表会などを行う。 
  • 6.「熊本フォーラム」分科会の企画、運営を行う。

 

◇その他

 

SDGs17の目標の内、特に今年度、重点的に取り組むべき目標を設定し、どのような取り組みを行い、その結果どのような成果があったかを年度末に検証し、発表する。

経営活性化・DX委員会

2023年度 活動目標

『 会員企業のDX推進の強化に向けて 』

委員長 瀬口 力

 

◇基本認識

 

 ウィズコロナが新常態となり、地政学リスクやインフレリスクなど企業活動の不確実性が増しビジネス環境の変化への対応が求められる中、各企業にはより一層のDXへの取り組み・推進が求められている。DXを進めていくうえでは「顧客や社会の問題の発見と解決による新たな価値の創出」と「組織内の業務生産性向上や働き方の変革」という二つのアプローチを同時並行に進めることが重要である(DX白書2023)が必ずしも十分に進んでいるとはいえない。

 そこで当委員会では上記の二つの視点からの企業変革を促すため、さまざまなDX事例を研究・分析し会員企業の新たなビジネスモデルの創造や生産性の向上・経営活性化を目指していく。また会員企業間の連携や地域課題の解決につなげていくため、会員同士の親睦を深め企業訪問なども取り組む。

 

◇活動内容

 

  • 1. DX関連の勉強・情報交換の場として研修会を開催する。
  • 2. 各委員会と連携を図り産官学連携のDX人材育成プログラムに協力する。
  • 3. DX企業事例(働き方・生産性向上・ビジネスモデルなど)を中心に先導的DX企業訪問・研修を行う。
  • 4. 会員企業間の訪問・情報交換・懇親。
  • 5. 熊本フォーラム分科会の企画・運営。

産官学連携委員会

2023年度 活動目標

『 産官学に潜在する価値ある資産を顕在化させる』

委員長 岩永 一宏

 

◇基本認識

 

 熊本は豊かな地域資産を保有している。その保有する資産・コンテンツの特性は大まかには理解されているだろうが、産官学が異なる分野の経験と知恵を使い、更に価値のある資産とする事が出来るのではないだろうか?特に行政での問題点や悩みなどを私たちが共有する事により、潜在する資産価値を顕在化させる事が出来ないのか、現状認識を行う。

 同友会では自治体や熊本大学をはじめとした大学との連携を行っていく仕組みは出来ているが、具体的に何を対象とするかも見極めていきたい。

 多くの大学生が縁あって熊本で学んでいるが、卒業後も熊本で暮らし、能力を発揮したくなる魅力や環境を作る必要が有る。学生の生涯生活設計と私たち企業との感性を近づける事で、入職後も生き生きと暮らせる都市に成れるのではないか。そのためにも継続的に学ぶ環境をそれぞれの企業が設けていく事も大切な事である。地域活性化人材育成事業〜SPARC〜をリカレント・リスキングで活用事例も会員間で共有していきたい。

 また年間を通じ各委員会との連携を図り、提言団体として重要意見を収集し自治体との意見交換、熊本県・熊本市へ向けた提言をまとめる。

 

◇活動内容

 

  • 1. 行政が取り組んでいる施策・苦しんでいる問題点を同友会会員で知る。
  • 2. リカレント・リスキリングに先進して取り組んでいる企業の制度設計を学ぶ。
  • 3. 大学生と意見交換を実施し、同友会として大学連携の中で協力できる部分の構築を行う。
  • 4. 年間を通し各委員会と連携を図り意見を収集し、2023年度の熊本県・熊本市宛の提言をまとめる。
  • 5. 熊本フォーラムへの積極的参加。

まちづくり委員会

2023年度 活動目標

『 熊本のまちづくり戦略の検討とその実現に向けて 』

委員長 永原 聖也

 

◇基本認識

 

 グローバル企業の県内進出に伴い、人材の確保・育成や、交通アクセス改善・住宅確保等の受入れ態勢の整備が急ピッチで進められているが、この環境変化を熊本の発展に繋げるためには、行政の範囲を越えた広域的な観点でまちづくりを進める必要がある。

 2023年度は、半導体関連産業の進出効果(人口や来熊者の増加、交通インフラ整備の進展等)を中心市街地の活性化や熊本都市圏全体に波及させるため、行政等と連携しながら、まちづくりの取組みについて戦略的に検討を行う。

 

◇活動内容

 

  • 1. 下記の事項に関する勉強会・意見交換会の実施や行政等との連携の強化。
  •   ① 「熊本市中心市街地グランドデザイン2050」の具現化。
  •   ② 熊本市第8次総合計画 (2023年度策定予定)。
  •   ③ 半導体関連産業集積の動向を踏まえた熊本都市圏のまちづくり。
  •   ④ 持続可能な交通のベストミックス等。
  • 2. 「熊本都市圏将来ビジョン」の進捗評価および総括。
  • 3. 熊本フォーラム分科会の企画・運営。

 

◇その他

 

必要に応じ、他委員会や熊本城前地区まちづくり協議会と連携した活動を実施。

熊本の価値創造委員会

2023年度 活動目標

『 選ばれる熊本の価値創造に向けて 』

委員長 新永 隆一

 

◇基本認識

 

 社会が大きく変容していく中で熊本が選ばれていくためには、これまで大切にしてきた歴史や景観、農業、食などの地域資源のブランディングやクオリティは継続的に高めつつ、時代に即した新たな価値を創造し、その魅力を発信していくことが求められる。

 そのためは、グローバル・ローカル双方の視点を持ちながら、熊本の特に若い世代が生み出す文化などに注目し、支援していくことが重要と考える。加えて、観光・生活などの環境をDXにより改善していく方策も検討し、熊本の持続的発展の実現に向けて取り組んでいきたい。

 

◇活動内容

 

  • 1. 熊本の自然と歴史に育まれた県産酒(50蔵)のPR企画の完成と酒蔵巡りツアーの実施。
  • 2. 熊本の魅力の新たな発掘・発信に繋がり得る、時代を担う若者たちの夢応援に向けた取り組み。
  • 3. 他委員会と連携し、DXによる新たな「移動」の可能性を学ぶ。
  • 4. 熊本フォーラム分科会の企画・運営。

少子化対策・女性活躍委員会

2023年度 活動目標

『 安心して熊本で働ける社会 』

委員長 岩上 梨可

 

◇基本認識

 

 少子化問題は今や国の最重要課題の一つである。経済界においては「労働人口」と「消費者数」の減少という大きな課題でもあり今後積極的に取り組むべきテーマと言っても過言ではない。

 課題解決のために、まずは若者の県外流出を抑制し人的資本を安定的に確保していくことが大切である。更には出産や育児を希望する女性の「負担感・不安感」を緩和し安心して子育てができる環境整備が急務である。

 また社会で活躍したいと希望する女性がやりがいをもって仕事に取り組める風土醸成は女性の労働人口を増加させるだけでなく所得向上ひいては消費拡大など好循環のスパイラルを生み地域経済の活性化につながる。然しながら、出産や育児又は仕事と家庭の両立を実現するには様々な問題が複雑に絡み合い、経済団体単体での課題解決だけでなく産・官・学と連携した持続的な取り組みが今後必要になってくる。

 

◇活動内容

 

  • 1. 女性活躍推進を積極的に取り組んでいる企業の事例勉強会。
  • 2. 他委員会と連携して、県内就職を促進するための企業PRや意見交換会。
  • 3. 仕事と育児の両立の負担感・不安感を緩和するためのライフデザイン研修。
  • 4. 異業種交流会を通した出会いの場の創出。

会員交流委員会

2023年度 活動目標

『 同友会全世代(縦横と全体)の更なる連携に向けて 』

委員長 沼田 幸広

 

◇基本認識

 

 2020年1月上旬に新型コロナウイルスが日本で初めて確認されて以降、熊本経済同友会においても感染拡大防止のため一時的に活動を制限する時期が続いた。しかし、2021年度に第24回熊本フォーラムを人吉で開催したのを皮切りに、本会の活動の質と量がコロナ禍以前より高まりつつある。会員数も増加傾向にある中で、産業集積の新たな流れも好機しつつ、「選ばれる熊本を共創する」ためには私たち自らが「行動する集団」となり、本会の「教室」と「倶楽部」の機能を存分に活用することが最善の方法と考える。私たち自らが率先垂範して学びを深めるとともに、本会の縦横と全体のつながりを深め、熊本から経済を活性化し、その効果を九州、日本、世界へと波及させることが望まれる。

 今年度新設された会員交流委員会は、「教室」と「倶楽部」の機能を更に充実させるべく、各会員や各委員会同士が視察やレクレーションを通して連携・交流する機会を企画し、運営を行う。

 

◇活動内容

 

  • 1. 会員同士が交流する機会や、会員相互の連携や協力を推進する会の企画・運営を行う。
    ・新入会員交流会(年2回) ・支店長会(年1回) ・各種レクレーション(年1回)
  • 2. 各委員会と連携して、会員企業を視察する企画・運営を行う。
    ・大人の修学旅行(宿泊:人吉(案))
  • 3. 最新の技術やトレンドを現地で見て、新しい気付きをもたらすための海外視察の企画・運営を行う。
    ・海外視察(11/20~11/23、上海(案))

ニュース

熊本市中心市街地グランドデザイン2050(概要)

熊本経済同友会と熊本商工会議所は、2018(平成30)年1月1日に「熊本市中心市街地グランドデザイン2050(概要)」を公表しました。

 

内容についてはこちら

「熊本都市圏将来ビジョン」を策定(2014年2月)

熊本経済同友会と熊本商工会議所では、平成24年にスタートしたより良い熊本づくりに向けた連携強化の一環として、 「熊本都市圏将来ビジョン」策定を共通の取り組みテーマとし、約2年間にわたり共同で議論・検討を重ねてきました。

 

このビジョンは、中長期的な人口減少や高齢化の進展という社会的構造要因と、それに伴い熊本経済の穏やかな衰退が予想されるなかで、 出来る限り早い段階でこのトレンドを変えようとする共通認識の形成が不可欠との思いから策定に着手。

 

中長期的観点や行政区域にとらわれない広域的観点、経済合理性など経済界としての視点に立って、 熊本都市圏の目指すべき姿を検討し、今後10年間に取り組むべき課題や具体的施策を取りまとめたものです。

 

【熊本都市圏将来ビジョン】内容についてはこちら

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